MPA、2019年度音楽著作権管理者養成講座がスタート

2019年6月27日 11:15
桑波田会長

MPA(桑波田景信会長)は、2019年度の音楽著作権管理者養成講座を6月25日より開講した。

講義に先立ち挨拶した桑波田会長は、「この講座は、著作権法をはじめ音楽出版社・マネジメント・配信・関係団体等、各音楽ビジネスに関わる方から話を聞ける貴重な機会であり、ここで修得した知識・ノウハウ等を活かして音楽業界で活躍していってほしい」と述べた。

続いて、「音楽出版ビジネス概論」をテーマに1時限目の講義がスタート。講師の桑波田景信氏(㈱日音取締役会長)は、著作権管理者とは「作家を守る」ことであり、著作権使用料が正しく徴収されているかの追跡作業(トラッキング)が著作権管理業務の中で重要となってくると話した。

またMPAを含む5団体からなる、フィンガープリント技術を使用した実証プロジェクトについても説明、現在までに邦楽曲140万曲をサウンドマウス社でフィンガープリント化しており、国内外の放送分野での使用実績において、より正確に「透明性」のある徴収・分配の実現に向け、引き続き取り組んでいくと述べた。

2・3時限目の「音楽出版社の歴史(外国/日本)」(朝妻一郎氏・㈱フジパシフィックミュージック代表取締役会長/MPA顧問)では、国内外の音楽出版社の成り立ちについて講義が行われた。

今年も定員を上回る申込があった本講座は、11月まで延べ17日間全50時限にわたって実施され、全講義終了後には、修了試験が行われることになっている。

また、本講座で使用しているテキスト「音楽著作権管理の法と実務BASICS&BUSINESS」の2019-2020年版が、7月1日より発売される。(定価12,000円[税込・送料別]、A5判)。著作権・著作隣接権、著作権等管理事業者の業務といった音楽出版社の業務に係る基本的な内容から、ライブ、音楽配信ビジネス、フィンガープリント技術を応用した著作権使用料等の徴収・分配など、最新の音楽ビジネスの動向も網羅した充実した内容となっている。

購入はMPAのウェブサイトまで。
 

MPA、2019年度音楽著作権管理者養成講座がスタート