“未来のエンタテインメント体験”をテーマにしたハッカソン「Live HACKASONG vol.03」最終審査発表

2018年10月19日 18:30
「Live HACKASONG vol.03」

10月17日、ビルボードライブ東京でBillboard JAPANとCiP協議会が共同で開催する「Live Hackasong vol.3」の最終審査が行われた。

「Live HACKASONG」は、ライブとテクノロジーを組み合わせた新しい技術やアイディアを競い合うもので、約3ヶ月間にわたるロングラン・ハッカソン。

3回目の開催となる今回は、NTT docomo、LINE、レコチョク、博報堂×エヴィクサーの4社が技術を提供。一般応募による参加者が、“未来のエンタテインメント体験”をテーマに新技術開発の成果をプレゼンテーションした。
 

「Live HACKASONG vol.03」


最終審査にはdocoでmo live、KMD、Exphase/Skiyaki、株式会社スペイシー、アンディ・アクバル(KMD)、YEAAHの6チームが参加。MCはFUJIWARAと佐藤千尋氏(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 特任講師)が担当した。
 

「Live HACKASONG vol.03」

 

「Live HACKASONG vol.03」


VRの仮想ライブ空間、サイリウムのIoTガジェット、VRアバターでコミュニケーションを図るものや、ブロックチェーンを使用した仮想通貨オークション、顔認証AIを組み合わせたタブレット型のライブ入場システム。共感覚をテーマにギターの音を視覚化したものや、ゲストアーティスト・Puskásのライブ演奏を交えたデモンストレーションも行われるなど、各チームが趣向を凝らしたプレゼンを披露した。
 

「Live HACKASONG vol.03」


審査員を務めたのは、中村伊知哉氏(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授)、玉井健二氏(音楽プロデューサー)、ジェイ・コウガミ氏(デジタル音楽ジャーナリスト)、高木美香氏(経済産業省 商務情報政策局 コンテンツ産業課 課長)、加藤有治氏(クールジャパン機構専務取締役COO兼CIO)の5名。すぐに実用化ができそうな作品の登場に、エンターテイメントの未来を感じさせるコメントを残していた。
 

「Live HACKASONG vol.03」


Puskásのスペシャルライブが披露された後には、「未来のエンタテインメント体験に繋がるかどうか」「実現可能性があるかどうか」「実際に使いたい、もしくは実際にエンタテインメント産業に採用されてほしいか」の3つの審査基準に、審査員と来場者による投票で各賞の受賞者が決定。
 

「Live HACKASONG vol.03」

 

「Live HACKASONG vol.03」

 

「Live HACKASONG vol.03」


優秀賞は株式会社スペイシー「LIVE SPACEE」、YEAAH「LINE Payライブ投げ銭 de 心も懐も盛り上がり」が最優秀賞・会場賞のダブル受賞を果たした。

「LINE Payライブ投げ銭 de 心も懐も盛り上がり」はLine Payを使用した投げ銭システムで、投げ銭を行うと金額に応じて花火が大きくなり、ライブ演出を盛り上げる機能。ライブ産業での新たな経済圏の可能性に中村伊知哉氏も「使いたいです!」とコメントを寄せていた。

最後には審査委員長を務める中村伊知哉氏が、「VR、AR、AI、顔認証、ブロックチェーン、eコマース…本日は様々なテクノロジーが登場しました。これらの新しいテクノロジーを私たちが開発している特区・東京ベイエリアの街に全部導入したい。そんな街をあちこちに作り、新しいサービスが満載された日本列島を世界に進出できないかと思っておりますので、今回制作されたものが、新たなビジネスへと繋がればと思います。」と総評を述べ、本ハッカソンを締めくくった。

なお、最優秀賞を獲得した「LINE Payライブ投げ銭 de 心も懐も盛り上がり」は、ビルボードライブ東京のエントランスにて1か月にわたり展示される。