【海外】最新業界ニュース ー Spotify、ライブ・ネイション、YouTube、Pandora、Shazam、ギブソン…

2018/04/26 (木) - 16:15
【海外】最新業界ニュース ー Spotify、ライブ・ネイション、YouTube、Pandora、Shazam、ギブソン…
Featured image by Andrew King (CC by 2.0)


Spotifyは無料バージョンを刷新、オンデマンドでプレイバック機能を強化

Spotify’s got a revamped free version, with even more limited on-demand playback options.


ニューヨークのグラマシー・シアターで、SpotifyのチーフR&Dオフィサーであるグスタフ・ソダーストロム氏は、Spotifyの新モバイル版無料アプリについて発表した。刷新された無料サービスでは、ユーザーが直ちにリコメンド・ミュージックにアクセスされる。またユーザーは自分たちの好きな曲をオンデマンドでリスニングすることができる。しかしながら、「デイリー・ミックス」「ディスカバー・ウィークリー」「リリース・レイダー」「今日のトップ・ヒット」からの楽曲を含めたパーソナライズされた15曲のプレイリストのうち1曲がプレイされる。
Spotifyでは、既存のユーザーによるプレイリストを基にしたリコメンデーションも製作され、これは未キャッシュ化された楽曲も含まれる。付け加えてモバイルのアプリは、データ消費率を75%まで抑えることができるデータサーバーモードも含まれる。Spotfiyの無料サービス版では継続して広告付きになる。

 

売り切れる前に20ドルのコンサートチケットを手に入れろ

Get your $20 concert tickets while they last.


ライブ・ネイション社は、4月30日から5月8日まで「ナショナル・コンサート・ウィーク」を開催すると発表した。同社によれば夏のコンサートシーズンに先駆けて、独占の20ドルチケットを販売する。このコンサートはライブ・ネイションが主催する全国の2000以上のサマーツアーコンサートの150万以上のチケットで、コメディ、カントリー、ヒップホップ、ラテン、メタル、ロック、ポップなどのコンサートが含まれる。20ドルチケットの売り出しは4月30日(アメリカ時間)8PMからncw.livenation.com.にて

 

放送禁止は削除

[CENSORED].


Spotify社は過激な歌詞を使った曲をフィルター化する機能の試用を始めた。これはiOSデバイスにおいて作動するもので、新しいセッティングを施せば、過激な歌詞を含む楽曲をグレーアウトしてプレイ対象から外して演奏を妨げることができる。しかしながらユーザーからは、この新機能はApple Musicとは違って、ペアレンタルコントロールできないと批判されている。また保護者からは、Sportifyの機能は過激な歌詞の曲をクリーン・バージョンの曲に代替しないと批判されている。付け加えて、プレミアムユーザー向けのこの新機能は、PINコードの設定がないために(特に子どもが)勝手に機能をオフすることができるとのこと。

 

ストリーミングの台頭でCDの時代は終わった

Streaming puts an end to the CD era.


音楽ストリーミングの収入は、フィジカル・フォーマットのセールスを初めて超えた。IFPIによれば、サブスクリプション型音楽ストリーミング・サービスからの収益は、昨年から41%アップして66億ドルに達した。これは全世界の音楽市場の38%のシェアに当たる。フィジカル・フォーマット(ほとんどがCD)の収益は5.4%減益し52億ドルとなって、全世界の市場の30%にとどまっている。

 

ラテン・ミュージック万歳

Viva, Latin music.


RIAAによれば、ラテン・ミュージックの収益は昨年に比べて37%上昇し、2億4300万ドルを記録した。これは主として音楽ストリーミングのプラットフォームが追い風になっていて、全米の音楽市場87億ドルのうち2.8%に当たる。ラテン・ミュージックのストリーミングによる収益は前年同期比の54%アップで、2億0400万ドルで史上最高となった。ストリーミングによる収益は同ジャンルの収益の84%に当たる。

 

YouTube がティーンエイジャーに

YouTube enters its teens.


Youtube社は今年は発足から13年目となり、機械学習技術(machine learning technology)が、YouTubeのプラットフォームにおいて、いかに不快なビデオの削除に重要であるかをまとめた新しい報告を発表した。同社によれば、2017年の第4四半期に削除された動画は800万以上に及び、機械によって調査フラグが出された動画は、削除された動画の83%だった。削除された多くはスパム動画とポルノ動画である。

 

ゲームをしながらパンドラでストリーミング

Stream Pandora while you get your game on.


パンドラ・ラジオはXbox Oneのパンドラ・プレミアムのアプリでのサービスを開始した。Sportifyのアプリと同様に、ゲームをしながら好きな音楽をストリーミングすることができる。このアプリでは、広告付きの無料サービスと回数制限付きのスキップ機能、有料サブスクライバー向けのプレイリスト作成機能が可能になっている。

 

シャザムは無し

No Shazam here.


EUではアップル社のシャザム買収の提案に関しての調査を正式に始めた。当局によれば、この買収によって消費者の選択が損害を受けることになるのではないかと懸念している。アップル社がユーザーのデータにアクセスできる利点は、不当ではないかとも指摘されている。EUの当局では、アップル社が「ライバル社から顧客を不正に搾取」し、他社のサービスを「競争的に不利な立場」に追いやる、と考えている。

 

PMAが重要課題を拡大へ

The PMA expands its focus.


プロダクション・ミュージック・アソシエーション(Production Music Association, PMA) は、「国際的な市場の多くの機会と課題」に取り組むことへの焦点を拡大することを発表した。「グローバルな価値を創造し、一緒に前進する」というこの新しいスローガンのもとに米カリフォルニア州ハリウッドのロウズホテルに置いて9月26日から28日までプロダクション・ミュージック・カンファレンスが開催される。PMA会長であるアダム・テイラー氏は、PMAの取締役会に新しくユニバーサル・プロダクション・ミュージックのグローバル・プレジデントであるマイケル・サミス(Michael Sammis)氏、グローバル・セールスSVPおよびBMGプロダクション・ミュージックのマーケティング兼レパートリーのジョン・クリフォード氏(John Clifford)、West Oneミュージックのプレジデント/クリエイティブ・ディレクターのエドウィン・コックス氏(Edwin Cox)の3人を迎えたことを発表した。

 

ギブソン社が法的打撃

Even more legal woes for Gibson.


オートチューニングの独占ライセンサーであるトロニカル社は、ギブソン社を5000万ドルの損害賠償で告訴したことを発表した。ギブソン社はトロニカルのオートチューニング技術をギブソンのGフォースとして流通させてきた。ギブソン社はこの技術を2015年にギターに搭載し始めたが、賛否両論があり、2018年からの生産分には搭載しないことを発表。この告訴は、2017年12月ハンブルグの州裁判所で留保されていた。

MusicRadarにおけるトロニカル社CEOで創始者のクリス・アダムス氏によれば、「トロニカルは、契約上の合意をしている収益の分配分2300万USドルのライセンス料と、2026年までのトロニカル社とギブソン社の独占的研究と開発の合意契約の破棄に対しての2700万ドルを請求します」と語っている。


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※この記事は「DIGITAL MUSIC NEWS」の記事を翻訳したものです

 


 

【記事提供元】

DIGITAL MUSIC NEWS
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