みゆはん 初ワンマン「よだれまみれ」が無事終了、ステージで自宅を完全再現

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2017/11/27 (月) - 18:00
みゆはん1stワンマンライブ「よだれまみれ」

香川出身のコミュ障シンガーソングライター・みゆはんが、11月26日に1stワンマンライブ「よだれまみれ」を東京・マイナビBLITZ赤坂にて開催した。

TVアニメ「けものフレンズ」のEDテーマ「ぼくのフレンド」を始め全11曲を披露し、MCはTwitterで行うという一風変わったライブになったが、コミュ障である彼女の中の天岩戸が、少しだけ開いた記念すべき日になった。

ステージにはみゆはんの部屋がほぼ再現され、部屋着の彼女が現れると会場は歓声に包まれた。1曲目は、1stミニアルバム「自己スキーマ」の1曲目に収録した「ケセランパサラン」。ギターとマニピュレーターによるサウンドが爆音で流れ、みゆはんのピュアでかわいいけど、どこか悲しげで孤独感を感じる歌声が響き渡る。

ステージに張られた薄い紗幕には、曲ごとにそのイメージにあわせて映像や歌詞が投影され、まるでリリックビデオやMVを見ている感覚に。どこかヒリヒリとした痛い感情が流れ込んで来たミドルテンポの「balance」。猫になり切って歌った「化け猫ワルツ」。花火の映像が相まって、感動的なシーンを作り上げたバラードの「花火のような恋」。そして「人形少女」では、アッパーの曲調に乗せてタオルを回して会場が一体となった。

Twitterを介したMCは、コミュ障で人と直接顔を合わせるのが苦手という彼女ならではのアイデア。この時だけは携帯の使用が許されたファンのコメントを読みながら、リプを返していってそれが紗幕に映される。この趣向は意外に面白く、こういうアプローチもアリだなと思わせた。

最後の曲の前には、コミュ障の彼女が勇気を振り絞って、ファンに向かって直接言葉を発した。「今日はいろんなところから集まってくれて、ありがとうございます」と、震える声でしゃべり始めたものの、こらえきれず泣き出してしまった彼女に「頑張って!」という声が飛ぶ。

そんな声援を背に、「本当は直接顔を合わせてお礼を言いたいけどコミュ障なので、曲で気持ちを伝えたい」と、最後に「メッセージ」を歌った。もどかしい気持ちや苦しさ、SNSを通して支えてくれるファンがいることのありがたさ、コミュ障の彼女が感じているすべてが素直に詰め込まれた歌詞は、今の彼女の気持ちのすべてだ。それが音とメロディに乗ってファンの心に刺さり、そんなみゆはんの気持ちと声を発した勇気に、ファンはこの日一番の大歓声で応えた。

また、会場で販売された「よだれまみれこれくしょん」は完売。そして、会場ロビーにはみゆはん本人が名入れした特製提灯がズラリと並びその独自の世界観が会場全体を包みこんだ。

セットリスト
M1:ケセランパサラン
M2:balance
M3:化け猫ワルツ
M4:ユウナ
M5:ワンサイドデッドラブ
M6:蝶よ花よ
M7:花火のような恋
M8:MOJI MOJI
M9:ぼくのフレンド
EN1:人形少女
EN2:メッセージ