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ダンスミュージックを中心に、常に新しい音楽を世に放ち、LISA、m-flo、DOUBLE、SOUL'dOUT、Heartsdalesなど、多数の人気アーティスト擁する音楽プロダクション 株式会社アーティマージュ。同社は、昨年10月に自社レーベル「ARTIMAGE RECORDS(アーティマージュ・レコーズ)」を立ち上げた。何故このタイミングで自社レーベル設立に至ったのか?その経緯や今後の目標などをミュージックもん初回選考メンバーで、同社代表取締役社長の浅川 真次 氏にお話を伺いました。 |
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株式会社アーティマージュ 代表取締役社長 ARTIMAGE RECORDS 浅川真次(あさかわ・まさじ)氏 ▼ARTIMAGE RECORDS → http://www.artimagerecords.com/ ▼ARTIMAGE → http://www.artimage.co.jp/ 【関連記事】 ・ARTIMAGE RECORDS 第3弾アーティスト話題の大型新人 “Summer Snow Surprise”2/22遂にデビュー -2006.2.15
[2006年2月16日/アーティマージュ本社にて]
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--ARTIMAGE RECORDS設立を思い立った経緯は? 浅川(以下、A):アーティマージュは、総合プロダクションとして制作、外部制作、リミックスなどを含めて、もともとレーベル的な機能を持っているんですよ。だから「よし、レーベルを作ろう」ということではなくて、自社で音源も作れるし、アーティスト発掘・育成も行っているしというところから、自然な流れでレーベルを立ち上げることになったんです。今までやってなかったのが不思議なくらい。 --具体的に動き出したのはいつ頃? A:去年はじめ頃思い立って、送られてくるデモテープを今ままで以上に注意深く聴くことにしたんです。そこで、3アーティストくらいいいのを発見して、その一つが今回立ち上げるきっかけになったSummer Snow Surprise(サマースノーサプライズ:以下、SSS)なんです。彼らの曲を聞いて、すぐ次の月には、岡山に飛んでそこで契約してましたね(笑) --すごい行動力ですね(笑) しかし、そんな彼らをあえてメジャーではなく自社レーベルから出すのは、どうしてですか? A: 最近は、新人を発掘してリリースするという点で、メジャーメーカーはとても慎重になっているところがあって、メーカーにプレゼンして結果を待っているよりは、自社スタジオでもクオリティの高いトラックを作る能力があるわけだし、自分達で出した方が早いかなと…。 --それは、制作も出来るアーティマージュならではの決断ですね。 A: あとは、メジャーメーカーでリリースするのが難しいアンダーグラウンドな音楽、デスクトップで簡単に作れる例えばハウスとかブレイクビーツ等、何万枚も売れなくても、需要はあるし、少なくとも、その受け口が必要だなと感じていて、メジャーで出来ないなら、じゃあ、うちでやろうということになりました。 --ディストリビューションはインディーズ流通になるんですか? A: 基本的には、エイベックスマーケティングコミュニケーション(AMC)でメジャー流通に乗せます。社内的にまだ宣伝が至らない部分もあるし、地方営業(エリアプロモート)の面を考えてもディストリビューションとエリアプロモートの両方をAMCにお願いすることにしました。 --ダイヤ型のレーベルロゴにはどんな意味が込められていますか? A: ダイヤの原石を発見して、磨き上げてダイヤモンドの輝きをだしていこうという意味と、海外のHIPHOPではダイヤが成功の象徴のようなところがあるでしょう。その辺を、踏まえてこの形になりました。後付けですけど、僕が4月生まれで誕生石がダイヤモンドというのもあります(笑) --今回、設立のきっかけとなったSummer Snow Surpriseをはじめ、所属アーティストについて教えてください。 A: SSSは、デモから発掘していて、広く一般に受け入れられるポップなものだと思います。それに対して、ENBULL(エンブル)とP&ART SASANOHA(パンダとササノハ:以下、パンササ)の2組は、非常にアンダーグラウンドなものです。 ENBULLは、2年くらいの付き合いで、他のレーベルからインディーズとして1枚出していて、その仕組みだったらうちから出しても同じことができるなと思って。 パンササとは、もう5〜6年前からの付き合いがあって、リミックスもやってもらったりしてます。彼らは自宅スタジオでのマスタリングや、CDのジャケットのデザインまでとすべてできるんで、制作は彼らが大阪でおこない、それを世に出すのは私達が東京でとお互いの利害がかなっている新しい形ですね。 この3組はそれぞれ出し方が違うんですが、その違いが逆にこのレーベルならではの色かなと思っています。 --既存のアーティスト(m-floやDOUBLEなど)を将来ARTIMAGE RECORDSでリリースしようという考えはありますか? A: 今のところはそれは全く考えていないです。レーベル自体が今後どういう風に発展していくかがまだわからないし、これを大所帯にしてレコード会社にしようとは思っていません。あくまでも1レーベルとして動いていくつもりです。 例えば今後メジャー級のヒットが生まれたとして、そういう方向で発展させていくと、エンブルやパンササのように面白くて味のあるマニアックなものがやれなくなってしまう可能性がありますよね。どちらかというと、そっちの数を増やしていきたいんですよ。 --商業的に成功しそうなものと、マニアックなものをきっちりわけてということですか? A: そうですね、それが理想かもしれない。 --ARTIMAGE RECORDSで考えているという自社ショーケースライブの構想・目的は? A: 音楽の作り方や流通が機械的になっていって、顔も知らないアーティストの曲をダウンロード配信で手に入れてデスクトップで楽しむという流れのなかで、アーティスト性をみせていくことが今後より重要になっていくと思うんですよ。そういう面を直にみせられるのは、結局ライブだけだと思っています。 いままでR&Bや打ち込み系のダンスミュージックっていうのは、クラブを中心に楽しむというくくられた形態のなかで表現されていたので、今後は普通にライブハウスで楽しめるようにしていきたい。そういう面でも発掘した新人アーティストをいろいろパッケージしてショーケース的にみせていくことで、そこからレーベルカラーが生まれると思うし、一般的な音楽のようにライブハウスを細かく回るツアーなど新しい形に挑戦をしていきたいですね。 --レーベル一押しアーティストでイニシャル1万2000枚!という注目の新人Summer Snow Surpriseのデビューシングル『Super Stereo』を聞かせていただきました。3MCのラップが底抜けにポップでありながら、心地よいデジタル感で、ありそうでなかったキャッチーな楽曲ですね。若い層に人気がでそうだなと思いました。カラオケで歌ったら盛り上がりそうですよね。
A: まさに、カラオケヒットを狙いたいですね(笑)。はじめに僕が聞いたデモテープというのが、カラオケボックスにMTRを持ち込んで録ったものだったんですよ。彼らにしてみたらカラオケボックスがプライベートスタジオになってて、それこそカラオケ世代のなせるわざですよね。そういう感覚も新しいし、彼らはとにかく面白いんですよ。ライブもまた面白いので今は、クラブイベントだけでなくFMのイベントに出たり、と見せる場を広げているところです。
音源に関しても、彼らの良さっていうのは、作り込みすぎない、玄人ぽくないところがいいところなので、なるべくデモのままをブラッシュアップする程度で出したいですね。 --やりすぎないところがかっこよさなんですね。今後自社レーベルだからこそやりたいことは、ショーケースライブ以外でも何かありますか? SSSに限らず、デモを集めたデモトラックスを出すのも面白いし、これからは、配信ではデモを聞かせるとか、出来のよかったライブをそのままDVDにて次のライブの時に売ってみようかとか、自社レーベルだと何も制限されないのでやれることは沢山ありますよね。あと、いまドワンゴのイロメロミックス(着うた)でARTIMAGEコーナーを展開しているんですけど、そこでもニューカマーとして自社レーベルのものをピックアップし、既存のアーティストと連動した形で広く紹介していきたいと考えています。 --最後になりましたが、浅川さんには、Musicman-NET上で行っている音楽発掘コーナー「ミュージックもん」の第一弾で選考メンバーとして参加していただいているのですが、実際に集まった曲を聞いてみた手応え・発見などはありますか? A: ミュージックもんに集まっている楽曲は、クオリティが高い。業界誌であるMusicmanに向けて送っているということで、一次面接を通ったものだけが届いているような底辺が振り落とさせれてる印象を受けましたね。びっくりしました。逆にウチに届くデモテープはもっと一般よりというか、カラオケをそのまま録っただけ、カセット不可と書いてもカセットで送ってきたり、プロフィールもよくわからないなんてものが多いですからね(苦笑)今後どんなアーティストが集まってくるのかとても楽しみです。 -- 本日はお忙しい中ありがとうございました ARTIMAGE RECORDSの発展、新しい動きに今後とも注目していきたいと思います。
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