|
|
|
|
|
|
|
|
|
--それでは今後のお話しを聞かせて頂きたいのですが。FACTというのは鹿野さんの個人事務所ですか?
鹿野:実はうちの両親が喫茶店をやっておりまして。現在はもう父親が他界して、その喫茶店も赤字でつぶれ、会社だけが残ってたんですよ。 誰よりも僕がロッキング・オンをやめる事を当たり前に受け止めてこの時が来るなと思っていたのは、実は僕の母親だったのです。だから会社の名義を一つキープさせていたのかもしれません。 --名前はそのままなんですか? 鹿野:当初の名前は「オアシス」でした(笑)。それはあまりにもだなあと思って社名と名義を僕の考えるものに変えました。 --ロッキング・オン・ジャパン出身でオアシスじゃあ(笑) 鹿野:あまりにもスーパーソニックすぎるなあと思いまして。 あらゆる現実というものを過激に見せていきたいという気持ちと、新しい音楽メディアの発信地としても工場でありたいという現場主義的な発想で。そこがロビーでやサロンやオフィスからではなく工場からものを発していきたいという気持ちを込めて。 FACTORY(工場)とFACT(事実)という所からファクトとしました。 --その工場から創り出すものの構想はもうできてるんですか。 鹿野:もちろんやりたい事があったからロッキング・オンを辞めていったわけですから。 インタビューなどでミュージシャンと真面目な話の中でよく突きつけられてくるものには「ねえ鹿野さん、音楽って、言葉にできるものなんですか?」というところなんですね。 僕はできると思っているんです。言葉というものは感情から生まれてくるものなので、感情から生まれてきたものを音符にすることができる音楽とは、必ずしもかけ離れたものとは思えない。だから音楽に意味をつけていくことは僕は間違った音楽との付き合い方じゃないと思うんですけれども。 これまで僕はテレビやラジオなど、いろんなポジションを経験させて頂いた上で、全部シンクロさせたメディアができないのかなあと考えていたんです。それに挑戦する新しい自分の事業を旗揚げして出ていきたいなあと。 いま現在、この小さなオフィスから色々な準備をしながら戦線を整えているというのが現状です。 --ではこれからその「音楽を言葉にしていく」ことの具体的な展開はあるのでしょうか。 鹿野: まずは10月7日から「discord」というラジオ番組が始まります。そこでdiscord=摩擦というタイトルで、アーティストと摩擦を鳴らす音楽を、摩擦を鳴らすトークを番組にしていきたいと思っています。 「discord」(TOKYO FM 80.0MHz 毎週木曜 25:00〜25:30) --ゲストを招いて喋るんですか? 鹿野:「ロック版徹子の部屋」という感じです(笑)。 一発目のゲストは奥田民生さんで、二発目がアジカンの後藤くんですね。 今度、くるりの岸田のスタジオに行ってきます。 --イメージ通りのトークになっていますか? 鹿野:難しいですよね。僕は今まで自分のレギュラーのものは、TVでもラジオでも脚本に左右されず勝手に喋っていいという形でやっていたのですが、 いざ自分がパーソナリティをやるという事は、イコール、TOKYO FMのメディアでありながら僕のメディアであるという意識があるもので。 一発目の収録をやっている中で「ああ、これは今までと全然違う気持ちでやんなくちゃいけない」と思いましたね。 さきに挙げた、僕の中での総合メディアへのステップの役割をこの番組は持っていて、大きな可能性への舵取りもこのラジオからはじめていこうと思っているのでかなり緊張しています。 --ゲストの指名というのは鹿野さんがなさっているのですか? 鹿野:ブッキングは僕もやっています。 --今後のラインナップというのは 鹿野:もう色々ですね。外国人から1,000枚しか売らない人まで(笑)。 多くの人がまだ知らないようなバンドの特集をしたりとかもやってみたいですね。 すばらしい音楽に既存の物差しを入れないでトークの摩擦を起こしたいなあ。 |
|
← 2/5 |
|
Copyright(C) 1998- F.B.Communications Inc. & Magnet Co.,Ltd. All rights reserved.
Contact info@musicman-net.com with question regarding this site. |