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| (3) 音楽は「ハート」で作るもの |
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-- 音楽を作るというお仕事でとくに気をつけていることはありますか。 いちばん重要なことは正直さ、真実の音楽であるということです。音楽というのはただミュージシャンが部屋で座って作るものではなくて、自然とどこかからかわきあがってくるものであるべきなんです。音楽とはハートの表現であり、文化の表現であるべきです。いい音楽というのは、人々が考え、感じたことや、伝統的な文化の特色から素直に生まれてくるものだと思います。 -- 現在のスタジオ業界の現状と問題点、将来の展望についてお聞かせ下さい。 はじめに言いたいことは、レコードビジネスは変わってしまったということです。 今レコード業界は再編成によって大きな会社が巨額を投じて動かすビッグ・ビジネスになっていて、利益は企業が吸い上げてしまっています。すべて商売の論理によって成り立たっている感じがあります。いいミュージシャンが心の底からわき上がってきたいい音楽を作り、それが広がっていくというのが少なくなってきているんです。 私の願いはここらで原点にもどって、いい音楽を個人が作るという風潮がもう一度復権してくれることなんです。 アメリカの議会が調査した結果、レコード会社各社はカルテルによってレコードの値段を18ドルに決めてしまっています。わざと高い値段にして大儲けしているわけです。これは違法なことです。その一方で、アーティスト印税、プロデューサー印税は逆にどんどん下げられていっています。 それから、ラジオにも問題があります。アメリカのラジオ局は、今はもう、はるか遠いL.A.やN.Y.で作られた番組をただかけているだけ、というのが現状なんです。リスナーの声は届いていません。 -- アメリカのラジオ局はそうじゃないと聞いていたのですが・・・ |
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