| ●向こうでは"ケロケロ"って言ってカエルだとわかるんですか? |
| 英語だと"リベッリベッ"なんですよ。「"ケロケロケロ" means "リベリベリベ"」ってちゃんと言うんですよ、そうすると"ケロケロケロ" の意味がわかって、今度は日本語を言いたい白人達が "リベリベリベ"じゃなくて"ケロケロケロ" って言いたくなるわけですよ。最近のライブだと彼女たちが"ケロケロケロ" って言うと、客がコールレスポンスとしてアメリカ人達が「ケロケロケロ!」って叫んでますから。面白いでしょ。だから日本のものを海外に逆襲していくやり方っていうのは日本のインディーズ音楽が面白いというだけじゃなくて、日本の言葉とか文化を広めていくって事が面白いんですよ。例えば"ケロケロケロ"とか語呂としても面白いじゃないですか。逆に今あるジャパニーズ・イングリッシュの逆、イングリッシュジャパニーズみたいな感じで海外に出していくのは…。 |
| ●一見軽薄に見えてなかなか知的なものが感じられますね (笑) |
| だからそれっていうのはバカバカしいネタをビジネスっていうかエンターテインメントに持ち込むっていう事が面白いと思います。酒呑んだ時に出たようなくだらないネタっていうのが一番面白いんですよ。真面目に練ったようなネタっていうのはあんまり面白くない。 |
| ●それで世界に通用したら余計に面白いって話になりますよね (笑) |
| 笑いが止まらないじゃないですか。真面目に音楽をやっただけじゃなくてそういう意味での、私はやっぱり最終的には日本人としてのアイデンティティをすごい大きく感じたいです。 |
| ●良いですねぇ。素晴らしいですね。 |
| 日本人っていうものがすごく素晴らしくて、日本人の音楽が良くて、日本人が良いんだよって事を感じてない日本人が多いんですよ。だからそういう事を自覚する為にも日本って良いねっていう事を海外の人間にはわかってもらって、なおかつそういう日本の文化が向こうに流れる事によって我々がもっと自信を持つ事を私はしたいんです。 |
| ●志がすごい高いところにありますよね。 |
| そこでは確信犯ですから、やっぱり日本っていうもののそういう意味での愛国心っていうのは特に海外にいると日本っていうものがもっとちゃんとしてなきゃいけない。本当は日本人っていうのはもっと優秀で良いのに、なんであんなに情けないのかっていう気持ちになっちゃうのは、私はすごく悲しいんですよ。すごく弱気でね、NOと言えない民族ですから。世界で一番日本人が情けないですよね。我々のコミュニティーが海外にないって事もありますし、日本人として協力しあえる事がいっぱいあるのに、日本人としてのコミュニティーが作れない。チャイニーズにはチャイナタウンがあったりとかみんなあるのに、日本人としては何もないんです。だから海外では弱い。ただジャパン・マネーが欲しいだけの日本であって。だから私のお金がないところでの逆襲は文化で逆襲していくっていうか、それで彼らを洗脳したところで征服していくっていうか、それが一番自分としてはロックだけじゃなくすべての文化的なところでやっていきたいです。 |
| ●日本人て海外で日本人に会うと嫌がったりしますよね。 |
| そうでしょ、本当はフレンドリーでいかなきゃいけないのに。本当に情けないことですよ。 |
| ●フランスでアメリカ人どうしが会ったら仲良しですよ「やあ、君はどこから来たの?」って。 |
| 私も観光で来てるようなしょうもない日本人が嫌な時もあります。地に足がついてないような人は困る時があります。でも、自分と同じ様な気持ちでいるような日本人だったら友達になれるんですよ。 |