TuneCore Japan、利用アーティストへの総還元額が30億円を突破

2018年4月27日 15:54
TuneCore Japan利用アーティストへの総還元額


デジタル音楽ディストリビューションサービス「TuneCore Japan」によるアーティストへの還元額が、現時点で30億円を突破致した。2017年度では約15億円(前年比183%)をアーティストに還元しており、サービス開始から6年連続で増加している。

主な原因としては、一般社団法人日本レコード協会が発表した国内の2018年音楽配信売上573億円(前年比108%)、またIFPIが発表したグローバルの音楽市場レベニューが173億USドル(前年比108%)といった国内外のデジタル音楽市場の成長、利用アーティストの増加、そしてアーティストのファンベース拡大が考えられる。

配信形態別で見ると、日本の音楽市場全体では前年比96%と下降が続いているダウンロードも、本サービスでは前年比136%、ストリーミングが前年比251%、YouTubeコンテンツ収益化サービス(アドストリーミング)が前年比614%となっており、全体的に上昇している。そのなかでも、国内外でストリーミングの存在感が年々増しており、IFPIの発表では、世界の課金利用者も1億7600万人に到達している。2017年は国内でも音楽ストリーミングサービスへの配信曲の増加により、視聴者が聞きたい曲が充実してきたと見られ、引続き成長が期待できる。

海外売り上げからの累計アーティスト還元額は全体の約6%となっており、前年度より2%減となっているが、これは国内からの還元額が大きく増加したことが要因となっており、海外からの還元額自体は前年比176%と、2016年度よりもさらに成長している。2017年の海外からの還元額の成長は、AmPmやKOHH、小瀬村晶をはじめとする、海外からの視聴数を獲得するアーティストの活躍が出てきたことが要因として考えられる。

ジャンル別の売り上げに関しては、国内におけるTOP3ジャンルが、J-POP、HIPHOP/RAP、ロックの順となっていいる。それに対し、海外での売り上げTOP3ジャンルは、アニメ・ゲーム、サウンドトラック、エレクトロニックの順となった。また、J-POPの439曲が64カ国、アニメ・ゲームの340曲が63カ国、インストゥルメンタルの155曲が49カ国で一部配信ストアのジャンル別TOP10入りを果たし、日本アーティストの海外でのチャートインも、着実に増えてきている。