ビクタースタジオが高音質レーベル設立、9月よりハイレゾ配信開始

ビクターエンタテインメントが運営するビクタースタジオは、音質にこだわる独自レーベル「VICTOR STUDIO HD-Sound.」を立ち上げ、同社保有のカタログより高音質での提供に適したタイトルを厳選し、[24bit/96kHz〜192kHz]の高音質なハイレゾリューション配信(以下、ハイレゾ配信)をオンキヨーエンターテイメントテクノロジーが運営する高品質音楽配信サービス「e−onkyo music」で、9月5日より開始する。レコード業界におけるスタジオ運営主体となるレーベルは初の試みとなる。

ビクタースタジオは、日本オーディオ協会等が主催する日本プロ音楽録音賞で昨年までに17年連続受賞した他、JVCケンウッドとの共同開発によるデジタル音源の高音質化独自技術「K2テクノロジー」によるパッケージや配信音源の高音質化にも積極的に取組み、アジアをはじめとする海外のメーカーからもマスタリング等の発注を数多く受けるなど高い評価を得ていた。

近年、音楽愛好家を中心にハイレゾ音源を聴くためのネットワークオーディオの再生環境が機器の拡充とハイレゾ配信CP(コンテンツプロバイダー)の躍進により高品質な音楽配信市場が普及傾向にある。ビクターはこれらの背景のもと、パッケージソフトと配信の両面において高音質な音楽の感動を伝えるべくビクタースタジオを軸としてハイレゾ配信という新市場に参入する。

ビクタースタジオでは、作品音源のクオリティと制作当時の使用機材や環境などまで目を配り、オリジナル(マスター)音源の形態とコンディションを把握していることで、スタジオならではの音源提供を前提にレーベルを設立。ビクターの各レーベルとも連携しながら編成していく体制を組んだ。その一環として、今回はハイレゾ配信に適した作品を選定し、音源のみならず作品の附属物(メタデータ)にもスタジオのエンジニアなどから録音された当時のリポートや聴きどころなどについての解説も入れる予定となっている。

第1弾としてジャズやクラシックを中心に20作品を9月5日からハイレゾ配信を開始し、今後はジャンルを広げ、年内に第2弾の発売も目指す。


VICTOR STUDIO HD-Sound.配信概要
配信開始日:2012年9月5日(水)13時〜
配信作品:20作品
配信フォーマット:
24bit/96kHz or 24bit/192kHz FLACフォーマット/WAVフォーマット
1bit/2.8MHz DSDフォーマット
価格帯:アルバム 2.800〜3.200円(税込)/単曲 400円(税込)

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