寺岡呼人主宰「Golden Circle」が開催、小田和正、ミスチル桜井ら豪華アーティストが20周年をお祝い

2013年11月11日 20:15

寺岡呼人主宰「Golden Circle」11月9日、10日東京・日本武道館
寺岡呼人が主宰するイベント、Golden Circleが11月9日と10日に東京・日本武道館で開催された。Golden Circle(ゴールデン・サークル)は、3世代のミュージシャンがひとつのステージで競演するイベントで2001年にスタート。18回目を迎える今年は寺岡呼人ソロデビュー20周年の年にもあたり、寺岡やGolden Circleゆかりのアーティストが集結した。

11月9日と10日両日ともにオープニング・ナンバーは「ミュージック」。Golden Circle名義で2007年にリリースされたシングルで作曲は松任谷由実、作詞はユーミンに加え寺岡呼人、ゆず、桜井和寿が名を連ねるGolden Circleには欠かせないナンバー。初日は寺岡、桜井和寿、ゆず。2日目はゆずに代わって植村花菜が参加。

寺岡呼人主宰「Golden Circle」11月9日、10日東京・日本武道館
オープニングに続くアクト、初日はゆずが登場。セカンド・シングル「少年」を歌いだすと、360度四方にギッシリと埋まった客席は早くもヒートアップ状態。北川悠仁も広いステージを走り回って歌い、声援に応える。寺岡呼人はゆずのデビューの頃からプロデュースを担当してる事もあってか、両者は兄貴と弟分のような関係に見える。北川が「ベーシストで歌い続けてるのは、矢沢永吉さんか呼人さんしかいない!」と持ち上げたすぐ後に、楽譜が通常の倍のサイズを使ってると寺岡の年齢(45歳)をからかうなど、トークのやり取りも絶妙で会場を笑いに渦に包む。

続いては寺岡呼人のソロ・パートに。11月6日にリリースされた20周年記念2枚組ベスト「MASTER PIECE」に収められた楽曲を中心に披露。中盤には桜井和寿が登場し、ムッシュかまやつと共作した「マチルダ」を共に歌う。

寺岡呼人主宰「Golden Circle」11月9日、10日東京・日本武道館
寺岡ソロ・コーナーの後には桜井和寿が再登場。桜井はMr.Childrenのデビュー前、寺岡の初めてのソロ・ツアーにサポートメンバーとして参加して以来の盟友で、東京大阪公演全てに参加。アルバム「Kind of Love」に収録されている寺岡との共作曲「星になれたら」など、ヒット曲を惜しげも無く披露。この日の桜井パートの曲はすべて寺岡のリクエストで、朝の10時にカフェで集合してパンケーキ食べながら(?!)一緒に選曲したそう。およそロックじゃない環境での打ち合わせに、お互い中年になったよなと、又してもの年齢ネタのトークで場内の笑いを誘う。

ここへ、再びゆずを呼び込み4人で「夏色」。続いては2010年にリリースされたアルバム「Golden Circle」に入っている桜井・ゆず・寺岡の共作曲「フォーエバーヤング」。まさに、この3人ならではの曲で本編を締めた。

アンコールの1曲目は、この日のイベントの為に寺岡と桜井のふたりで作った新曲「バトン」を初披露。この曲は来春リリース予定の寺岡のソロアルバムに収録されるそうだ。

続いてゆずのふたりが合流し、4人でアコースティックギターを抱えての「サヨナラバス」。リード・ボーカルが桜井、ゆずがコーラスという何とも豪華なコラボ。次の曲は再び寺岡のリクエストで、北川悠仁いわく「Golden Circle史上最高のキラー・パス!」だというMr.Childrenの「名もなき詩」。イントロが流れた瞬間、場内は騒然。北川から始まって岩沢へと繫ぎ、締めが桜井という夢のようなボーカル・リレーを披露した。

寺岡呼人主宰「Golden Circle」11月9日、10日東京・日本武道館
2日目の11月10日、オープニングに続いては植村花菜の登場。寺岡がプロデュースを担当した「トイレの神様」を歌う。次に現れたのは韓国のシンガー・ソングライターのK。寺岡を慕うKは、自ら志願してこのイベントにピアニストとして参加している。前日はサポート・ミュージシャンに徹し、この日初めて歌った「dear・・・」は、寺岡が作詞とアレンジを担当した。

寺岡呼人主宰「Golden Circle」11月9日、10日東京・日本武道館
前日のゆずに代わって、この日は小田和正が参加。寺岡に紹介されてステージ後方からセンターに上がってきた小田に割れんばかりの拍手と歓声がかかる。「前の日にゆずで盛り上がったときいて、こりゃなんとかしなきゃ。一生懸命歌うしかない!」とキーボードに向かって弾いたのはオフコースの「言葉にできない(1981)」。寺岡がアコースティックギターでサポートに入るミニマムな編成に、小田の声が広い武道館に響き渡る。場内も水を打ったように静まり、じっと唄に聴き入る。ソロデビュー20周年を迎えた寺岡は「小田さんの20周年はどんな感じだったんですか?」と問うと、「ホントにお前、時間が過ぎるのは、あっという間だぞ!今のうちにやれる事は、どんどんやった方がいい!」とアドバイス。ここへステージに上がってきた桜井和寿も「小田さんの言葉は、重みが全然違う!」と大先輩からの言葉に納得。役者3人が揃ったところで「ラブ・ストーリーは突然に」。あの、あまりにも有名なギター・カッティングのイントロが弾かれると、場内は大爆発の大興奮状態。小田も歌いながら広い会場を精力的に走り回って、13000人のオーディエンスの声援に応えた。

寺岡呼人主宰「Golden Circle」11月9日、10日東京・日本武道館
寺岡呼人主宰「Golden Circle」11月9日、10日東京・日本武道館
2日目のアンコール2曲目は寺岡と桜井でMr.Childrenの「innocent world」。そして植村花菜、小田和正が再びステージに上がり4人でオフコースの「Yes-No」。前夜の「名もなき詩」と同じように、まず桜井が歌い小田へ繋いで全員でコーラス。2番は寺岡が最初に、次いで植村。ブリッジは寺岡が歌い全員のコーラスへ流れるという震える程の凄みがあるリレー。圧巻のコラボレーションだった。

ラストは寺岡ひとりがステージに残って新曲「ご贔屓に〜for Fan〜」を歌う。70年代のニューミュージックを彷彿させるような、どこか懐かしげなメロディ。間奏に奏でられるアコーディオンが印象的な爽やかなナンバーで、最後は会場に集まった全員がラララで歌えるシンガ・ロング・スタイル。「今日はみんなに、これから10年、20年やっていけそうな勇気をもらいました!これからもご贔屓に!」と挨拶。会場四方から「20周年おめでとう!」の声に、涙を浮かべながら手を振り、ゆっくりとステージを下りた。

この後、Golden Circleは11月13日と14日に大阪城ホールにて開催。寺岡呼人、桜井和寿に加え大阪会場には奥田民生が参加。きっと凄いコラボレーションを見せてくれるに違いない。

寺岡呼人主宰「Golden Circle」11月9日、10日東京・日本武道館
寺岡呼人主宰「Golden Circle」11月9日、10日東京・日本武道館
寺岡呼人主宰「Golden Circle」11月9日、10日東京・日本武道館
寺岡呼人主宰「Golden Circle」11月9日、10日東京・日本武道館
寺岡呼人主宰「Golden Circle」11月9日、10日東京・日本武道館

PHOTO:ほりたよしか



■Golden Circle Vol.18 ~Yohito Teraoka 20th Anniversary Special~/演奏曲目
<11月9日(土)>

OPENING:寺岡呼人+ゆず+桜井和寿:ミュージック
ゆず+寺岡呼人:少年/また明日/栄光の架橋/星がきれい
寺岡呼人:ハローグッバイ/マチルダ with 桜井和寿 / 他
桜井和寿+寺岡呼人:ラララ /星になれたら / 他
桜井和寿+寺岡呼人+ゆず:夏色/フォーエバーヤング
ENDING:
寺岡呼人+桜井和寿:バトン(新曲)
寺岡呼人+桜井和寿+ゆず:サヨナラバス/名もなき詩
寺岡呼人:ご贔屓に〜for Fan〜(新曲)
 
<11月10日(日)>
OPENING:寺岡呼人+桜井和寿+植村花菜:ミュージック
植村花菜:.トイレの神様
K:dear・・・
寺岡呼人:競争る為にだけ生まれてきた訳じゃねぇ/マチルダ with 桜井和寿 /他
小田和正:言葉にできない with 寺岡呼人/ラブ・ストーリーは突然に with 寺岡呼人+桜井和寿
桜井和寿+寺岡呼人:あんまり覚えてないや/星になれたら / 他
ENDING:
寺岡呼人+桜井和寿:バトン(新曲)/innocent world
寺岡呼人+桜井和寿+小田和正+植村花菜:Yes-No
寺岡呼人:ご贔屓に〜for Fan〜(新曲)

GCバンド:
GUEST PLAYER:K/Dr:林久悦/Bass:林由恭/Gt:佐藤健治/Key:磯貝サイモン/Gt:稲葉政裕


]]>
text公演概要
Golden Circle Vol.18 ~Yohito Teraoka 20th Anniversary Special~

2013年11月13日(水)・14日(木)大阪城ホール 17:30開場 18:30開演
出演アーティスト:桜井和寿(Mr.Children)、奥田民生、八木のぶお(Harm)、寺岡呼人]]>
textGolden Circle 公式サイトhttp://goldencircle.jp/]]>
feed/label/yohito.xml_self5